エアコンクリーニングの背抜きって何?
JETホームサービスの則竹です。
今回はエアコンクリーニングの背抜きについて詳しく説明させて頂きます。
エアコンクリーニングは沢山の業者さんがいて、最も多いのが、カバーやカバーとフィルターお掃除ユニットを外すまでの、クリーニングです。
カバーやカバーとフィルターお掃除ユニットを外すまでの、クリーニングです。
こちらの写真の上部の網状部品がフィルターお掃除ユニットです。
こちらがお掃除ユニットを外した所になります。
↑こちらの状態でのクリーニングが最も多い方法で、特に大手では基本的にこのやり方のみになります。
当店では標準洗浄と呼んでおりますが、
・スタンダードクリーニング
・通常洗浄
・通常クリーニング
等とも呼ばれます。
こちらのメリットとしては、背抜き完全分解と比べて安く、見た目は綺麗に出来るという点ですが、デメリットとしては、熱交換器の奥や裏側、ドレンパン内や送風路の奥の方まで汚れを取りきれないので、洗浄後の臭いの再発生や、洗浄後の早期のカビの再発生が挙げられます。
こちらのテーマとなっている、背抜きって何?ですが、こちらは壁に熱交換器のみを残して、全ての部品を外して、完全にバラバラにして洗う洗浄方法です。
こちらが背抜きをしたエアコンの写真です。
背抜きした際の一例として下記の写真をご覧下さい。
こちらはダイキンのケーシングドレンパンという部品ですすが、赤で囲ってある部分がファンの奥側の送風路です。
よく見て頂くと、上と下で汚れ方が違います。
これは、スタンダードクリーニングで洗った結果、洗剤も高圧洗浄も届かないので、結果取りきれなかった汚れなのです。
背抜き完全分解でしっかりと分解して洗うことにより、この様に隅々まで綺麗に出来ます。
こちらは5年間毎年スタンダードクリーニングを続けてたけど、アレルギー症状が酷くなってしまったお客様のエアコンです。
熱交換器裏側の汚れは、スタンダードクリーニングでファンを本体に付けたまま、高圧洗浄をやり続けた事により、ファンの汚れ飛び散った物です。
熱交換器裏の汚れは、表側からどんなにしっかり水を打っても取れません。
裏側の汚れは裏側から打たなければ取れないのです。
これだけ汚れてしまっていると、熱交換器だけでこんなにも汚水が出てきます。
大きいバケツで約15リットル、小さいバケツで約8リットル、約120リットル水を流して、ようやく透明になりました。
こちらが洗い終わった熱交換器です。
洗浄前と比べて頂くと、しっかりと汚れが落ちているのがわかると思います。
*熱交換器表面のダメージは元からの物です。
こちらについても洗浄前と見比べて下さい。
この様に、スタンダードクリーニングは見た目は綺麗になるけど、エアコンの汚れ具合などによっては、その後の状態を悪化させてしまうという事がわかって頂けたかと思います。
エアコンクリーニングをお願いした際に『毎年やりましょう』とお店から言われた事はありませんか?
この理由については、スタンダードクリーニングは、悪く言い方になりますが、その場凌ぎしかならないので、ひと夏でカビが再発生してしまい、クリーニングが必要になります。
皆様はエアコンを購入してから、何年目にクリーニングをされましたでしょうか?
平均ですと3年目くらい方が多いですが、背抜き完全分解クリーニングですと、新品と同様まで綺麗になるので、中には毎年背抜きをご注文頂く方もおられますが、基本的に毎年のクリーニングの必要が無くなります。
エアコンの汚れが気になりましたら、是非JETホームサービスの背抜き完全分解クリーニングをご利用下さい!
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