背抜き完全分解や、ドレンパン・ファン取り外しのエアコンクリーニングをお断りしないといけない事例について。
当店でご好評頂いている、背抜き完全分解エアコンクリーニングや、
ドレンパン・ファン取り外しエアコンクリーニングは、
エアコンの状態によっては、その洗浄方法をお断りさせて頂かないと
いけない事がございます。
そちらの事例を写真で説明させて頂きます。
こちらが熱交換器と呼ばれる部分で、この中に冷媒ガスが通ってる
銅管があります。
*こちらは富士通の熱交換器です。熱交換器の説明のために掲載しており、題名の事例とは関係ありません。
こちらがお断りさせて頂がないといけない事例です。
4枚全て日立です。
全て別々の4つの事例となります。
写真の通り、熱交換器の右側が酷く錆びています。
この状況でファン取り外しや背抜きを行うと
銅管からのガス抜けリスクが非常に高いです。
どこから漏れるかというと、この黄色い丸の部分です。
ドレンパンやファンの取り外しの時や、背抜き完全分解や
洗浄後の組み立ての際に、熱交換器を持ち上げるのですが、
その時にここの黄色い丸の部分に負荷が掛かって、
銅管に穴が空いたりしてガスが漏れてしまうのです。
実際、Xでの同業者さんの投稿でも同様の状態でファン抜きや
背抜きをする際や組み立ての際にガス漏れを起こしてしまった
と言うのをたまに聞きます。
この度のご案内では日立のみの事例で説明させて頂きましたが、
実際はどのメーカーでもある事例です。
これは古いエアコンがよくこの状況になっているとかではなく、
設置から2〜3年のエアコンでもそうなってしまっている事が
あります。
残念な事に、この錆びは外から見ただけではわかりません。
カバーを外さないと確認が出来ないので、実際にお伺いしてから
カバーを外して状態確認をしてから完全分解は出来ませんと
お伝えさせて頂く事になります。
大変申し訳ございませんが、そうなってしまった場合は、
通常クリーニングに切り替えるか、クリーニングを
中止させて頂く事となりますので、予めご了承をお願い致します。
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